2008年8月 1日

「超絶に後味が悪く、救いのない話を教えてください」という某所からの質問への回答

あまりにも他者の回答がマイナーすぎる作品が多いので、
意外に思うが、この作品をあげておく。


・ごんぎつね

次点:
小鹿物語
若きウェルテルの悩み
変身


アニメやマンガをあげると思ったアナタはまだまだアオイ。

恐らく、「誰もが知っていて、誰もが共感できる」と言う条件で、
表題の条件を満たす作品と言えば、ごんぎつね以外にないと思う。
ただし、質問者と閲覧者が日本人である事も考慮すれば、これが一番だろう。
まぁ最近の文学作品なら、「さまよう刃」なんかが表題にピッタリではなかろうか。


【簡単なまとめ】
・ごん狐の他愛のないいたずらのおかげで母親が死ぬ
・罪悪感を感じたごん狐は、贖罪の為に、食べ物を毎日持ってくる
・主人公は恨みからごんぎつねを手にかける
・しかしそれは間違いであった


まさに誰も救われない元祖・欝エンドである。
小鹿物語ほかはまだ救いがあるんだが、
この作品は鬱としか言いようがない。
まぁ、超絶に後味が悪い、と言えばピンとこないだろうし、
「あれ?コレそういう話だっけ?」と思うかもしれないが、
少し解説してあげれば、「そう言えば・・・」と思い出せる。
なんせ、学校の教科書に必ず載ってる作品なのだ。
こういうと悪いが、ゆとりも団塊も含めて知らない人はいない作品である。
そういう意味ではお子様にも安心な作品だ。


ちなみに作者のもう一つの「きつね」を代表する作品に、
「てぶくろをかいに」という、180度違う作品があるのも興味深い。
これはファンシーでほのぼのとした癒し系の作品である。


個人的に大事なのは、共感を得やすい上に、
誰もが知っている作品を提示する事なのだが、案外コレが難しい。
こういう事がポッと出るようになれば、
その人の作品への理解はかなり大きいと言える。


皆ね、映画とかマンガとか上げてるんよ。
そういうのは局地的意見なんです。
SAWとかあげてた人がいたが、万人向けなのです。
質問の意図と内容をくみ上げるという事も、とても重要な要素ですよ?


これが意外な回答と思うか、ふーんと思うかは人次第だが、
何度も書くが、万人に知られていない小難しい作品のを提示するよりも、
万人が知りうる回答を、万人に理解しううるレベルで提供するという事が
以下に難しいかは、教育をやったことがあるなら誰しもが共感してもらえると思う。

お前面白くないんだよって言う人間ほど、
その人間以上に面白い事が出来ないのは良くある事だったりする。
だからボクは人を非難もしないし、否定もしないし、
文句を言われてもただただ苦笑いする。
ボク自身が批判される事はちゃんと受け入れますけどね。



ちなみにボク的にコアでカルトな回答が許されるなら、
古くはバスケットケース、B級ならばクライモリや ヒルズ・ハブ・アイズやらのスプラッター作品。
まぁああいうのは後味が悪いのではなく、不快なだけかもしれない。
上げられていたSAWとかの作品も、不快感だろうなぁと思う。


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