MU(漫画) 手塚 治虫
映画化されるというので読み直してみた。
玉木宏が結城美知夫、山田孝之が賀来神父だそうである。
ただし、同性愛のシーンは無いなど、
映画オリジナルなストーリーになるようである。
それは見る価値が無いなぁとは思う。
玉木宏が結城美知夫、山田孝之が賀来神父だそうである。
ただし、同性愛のシーンは無いなど、
映画オリジナルなストーリーになるようである。
それは見る価値が無いなぁとは思う。
「MW」とは「ムー」と良い、これは細菌兵器である。
「MW」の影響で良心のなくなった人間になった結城。
そんな彼を救う為に、神父となった賀来。
彼を静めるため、その身全てを、賀来は捧げる。
性描写だけではなく、男同士のカラミが普通にあり、
さらには過酷な拷問と殺戮。
登場人物のほとんどが利己的で退廃的な作品である。
読後の何か嫌な感じも然ることながら、
その最後を知った上で読み直すと、
また違った一面を結城に見出せる。
手塚の作品で、ブラックジャックやアトムや火の鳥がオモテならば、
これはまさにウラ。極悪非道な性格の主人公・結城。
相手を拷問する事にすら快楽を覚えるその様子。
現代の「デスノート」のような
ピカレスクヒーローが受け入れられた時代だからこそ、
より際立つのではなかろうか。
実際、デスノートを見た際に、
ムーとかアドルフに告ぐとかが頭に浮かんで来たのは懐かしい話。
ガンダムの作品の中でもその崇高さで評価の高い0083だが、
そこにも描かれているように、
1つの信念を持って進む男の姿は、
かくも高尚で、そして美しいのだ。
結城は本当に悪いのだが、
なのにその魅力はやむ事は無い。
まさに悪の美学。
この作品が1976年9月10日号~1978年1月25日号に掲載、
つまり今から30年以上も前の作品なのだから驚きだ。
今、文庫版が出ています。
上下ともに630円。
その金額の価値はありますよ?
「MW」の影響で良心のなくなった人間になった結城。
そんな彼を救う為に、神父となった賀来。
彼を静めるため、その身全てを、賀来は捧げる。
性描写だけではなく、男同士のカラミが普通にあり、
さらには過酷な拷問と殺戮。
登場人物のほとんどが利己的で退廃的な作品である。
読後の何か嫌な感じも然ることながら、
その最後を知った上で読み直すと、
また違った一面を結城に見出せる。
手塚の作品で、ブラックジャックやアトムや火の鳥がオモテならば、
これはまさにウラ。極悪非道な性格の主人公・結城。
相手を拷問する事にすら快楽を覚えるその様子。
現代の「デスノート」のような
ピカレスクヒーローが受け入れられた時代だからこそ、
より際立つのではなかろうか。
実際、デスノートを見た際に、
ムーとかアドルフに告ぐとかが頭に浮かんで来たのは懐かしい話。
ガンダムの作品の中でもその崇高さで評価の高い0083だが、
そこにも描かれているように、
1つの信念を持って進む男の姿は、
かくも高尚で、そして美しいのだ。
結城は本当に悪いのだが、
なのにその魅力はやむ事は無い。
まさに悪の美学。
この作品が1976年9月10日号~1978年1月25日号に掲載、
つまり今から30年以上も前の作品なのだから驚きだ。
今、文庫版が出ています。
上下ともに630円。
その金額の価値はありますよ?


