では、よくある意見であり、誰もが必ず考える、
毎月の家賃額の支払いで、
マンションか何かを買っていたらという考えを、
低~中所得単身者の平均家賃を仮定し、
10年返済ではどのくらい借りれるかを見ます。
金利2%=毎月返済額5.6万円:総返済額663万円
金利3%=毎月返済額5.8万円:総返済額696万円
金利4%=毎月返済額6.1万円:総返済額729万円
この場合は、年数が10年なので、
「元利均等」の方が負担が軽くなります。
ちなみに、600~700万なら、探せば中古なら、
ワンルームマンションが買えると思います。
単身者向けのワンルーム中古マンションなら、
安ければ100万円台もあります。
さて、10年後には資産700万円の中古マンションが所有できています。
ですが、以後は毎年約3%前後の税金の支払いと、
月々幾らかの管理費・修繕費の支払いがあります。
税金を3%として21万円、管理費・修繕費が月5000円として6万円。
その費用が年総額27万とした場合、月々22500円の支払いです。
結局、所有できたとしても、幾らかのコストがかかります。
そして、この月々22500円を支払い、残りを金融資産投資すればどうなるか?
を改めて比較していきましょう。
ケースとして35歳・10年ローンで
上記の700万のマンションを購入したケースをAとし、
月々4万円の賃貸マンションに住むケースとをBとします。
では、購入した際の支払いが6万円で10年払い、
賃貸の場合の支払いが4万円とした場合、差額2万円です。
その差額を10年間金融資産投資するとこうなります。
年利1%=総額253万円
年利2%=総額268万円
年利3%=総額283万円
年利4%=総額299万円
Aは、ローン終了後は、6万円から月の維持費2.25万円を引いた
3.75万円を積み立てていきます。
一方Bは、月々2万円の積み立てを続けていきます。
そして、双方60歳・25年間の総額を比較しましょう。
【Aの25年後の総額】
※約700万円のワンルームマンションを所持
年利1%=総額731万円
年利2%=総額793万円
年利3%=総額862万円
年利4%=総額937万円
年利5%=総額1,019万円
【Bの25年後の総額】
※賃貸
年利1%=総額684万円
年利2%=総額784万円
年利3%=総額901万円
年利4%=総額1,039万円
年利5%=総額1,202万円
前回の記事では、住宅ローンを組んで家を買うより、
賃貸で金融資産を積み上げる方が良いという結論でしたが、
今回のケースを見ると、ローンの人と、賃貸の人の資産の差は、
それほど無い所か、年利が低い状態では、
ローンを組んでマンションを購入した方が上回ります。
これは一体どういう事でしょうか?